ピルの副作用で薄毛・ハゲになる?抜け毛が増える前にできること

ピルって何?という疑問から、ピルを飲むと抜け毛の原因になると思われている誤解まで、さらにはその対処について詳しくレポートします。

ピルの成分について

ピルにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類の女性ホルモンが配合されています。
女性は毎月、排卵と生理を繰り返していますがそれを司っているのがこの女性ホルモンです。

生理後はエストロゲンの分泌が増加し、子宮の内膜を充溢させ、排卵の準備が進行します。
排卵後はプロゲステロンの分泌が増加し、このとき受精卵が子宮の内膜に着床すれば妊娠します。
妊娠しなかった場合はエストロゲンもプロゲステロンも分泌が減り、子宮の内膜から剥落して生理がはじまります。
これら一連の働きを止めたり、進めたりする合図を送るのが女性ホルモンの働きです。

ピルは女性ホルモンを服用することで自然なホルモンバランスに変化を与えます。
結論としてピルを服薬すると妊娠しなくなります
もちろん避妊目的以外に、生理痛を軽くするための薬でもあります。

くみこ
ちなみに性交渉後48時間内に飲めば絶対に避妊ができるアフターピルというお薬もあります。

ピルを飲むと抜け毛が増えるのか

ピルを飲むと抜け毛が増えるのではなく、逆に止めたときから抜け毛は始まります。
ピルにも個人差によって処方が異なります。
強いピルを飲んでいればいるほど、それを止めたときエストロゲンのホルモンバランスが崩れ、乱れてしまいます。

服薬することで今まで補っていたエストロゲンを急にやめてしまうと、身体がその変化についていけなくなってしまいます。
髪を育てる役目があるエストロゲンの量が低下すると抜け毛や薄毛が見受けられます。
女性ホルモンであるエストロゲンが低下すると逆に男性ホルモンのテストステロンが増加してしまいます。
このテストステロンが抜け毛や薄毛の要因とされているホルモンです。

 
よって抜け毛を助長させてしまいます。
しかしこのエストロゲンの量の低下だけによる抜け毛は、ピルを止めたときにだけ起きる現象ではありません。
出産後に分娩脱毛症という似たような症状が起こることがあります。

⇒産後の抜け毛の原因と対策

ピルは身体や脳を疑似妊娠させて妊娠を防いでいるので、前述したエストロゲンの低下による抜け毛と分娩後脱毛症、この2つの似たようなことが起きるのはある意味理に適っています。

 

しかし以前に比べるとこのようにピルの服薬による抜け毛や薄毛の副作用というリスクは少なくなっています。
技術や医学の発展もありますが、ピルはほかにも副作用を起こすものです。
絶対に避妊ができるという利点、そして生理痛の痛みを軽減する薬ですが、抜け毛以外の副作用を知ることは大事なことです。
処方を受けるときに必ず医師に説明を受け、納得した上で服薬しましょう。

ぴよ
ピルを飲まなくなって始まる副作用が薄毛だよ。

抜けた髪を戻すにはどうしたらいいの?

またピルの服薬を始めれば、元のヘアスタイルに戻るでしょう。
しかし必要のなくなった薬の服用は身体には負担です。
そうなった場合は髪や頭皮の手入れに尽力しましょう。
シャンプーの成分を気にして地肌に刺激の少ないものに変えたり、食生活の改善や定期的な運動をすることです。

⇒シャンプーは何を選べばいいの?

そしてストレスをためこまない生活が大事です。
ピルを処方した婦人科で相談を仰ぐことも一つの手段ではないでしょうか。